【注意！この記事は私の独断と偏見が存分に含まれております。】
どうもご無沙汰しております。Sagaです。
今回は、STRアディショナルカード追加前期のビショップというクラスについて語っていきたいなと思います(*´꒳`*)
—ビショップは何を手に入れたのか—
ビショップは、可愛い可愛いレジェンド2枚を貰っちゃいました。はいドン。
可愛い……リテュエルたんhshs…😍
はさておいて、、どちらも序盤〜中盤の盤面を強化しフィニッシャーにつなげる非常に汎用性の高い効果になっています。
・リテュエルたん
3/3/3デメリット無。回復時1ドローという非常に高スペックなレジェンドカードです。チラッと見える絶対領域がたまりません。
But!! このカード少し致命的な問題を抱えています。そう。単体進化前だけでは3/3/3バニラなのです。
"何を当たり前のことを、、"という人もいるでしょう。
でも、これが後述する今期のビショップの致命的欠点になってきます。詳しくは'ビショップの長所短所'で後述します。
・リモニウム
機械フォロワー最強と名高いこのレジェンドは発表時から騒がれてましたね。
4/4/3という標準的なスタッツに加え、エンハンス6で無償進化、そして注目すべきはリーダーに機械フォロワーが破壊されただけフォロワーのコストを下げることを許す救済でしょう。
私がこのカードについて一言いうのであれば、”輝くのは今期じゃない”
正直カード性能に対しては最高クラスの評価をどちらにも置いています。
では、ここから今期のビショップというクラスが抱えている強味、そしてレーティングにおける使用率が15パーセント前後（4月13日現在）な現状、理由について考察していきましょう。
―ビショップは何を抱えているのか―
現状、ビショップはJCG,Rating等における使用率がかなり低迷した状態にあります。
前環境で猛威を振るった聖獅子もなりを潜めた、そんな感じですね。
私が思うに、今環境でビショップがつらい点は大きく分けて2つだと思っています。
１、圧倒的にドロソが足らない
カードゲームはドロソが命です。手札がなければやはり強いデッキも運だけ、と言われてしまいます。Tier1と名高いアーカスネクロ、ミッドレンジロイヤル、蝙蝠ヴァンパイアはいずれも、例えばグールソルコン、手札を事実上消費しない二コラ。例えばアイテール、例えば悪夢の始まり。どれもテンポを落とすことなく手札を管理できるいいカードばかり。
ではビショップを見てみましょう。
虹 リテュエル（基本1ドロー）
金 宝石の巫女（2ドロー）
銅 法典（2ドローor1ドロー） 礼賛（1ドロー）
これを見てどう思うかは人それぞれですが、天狐におけるリテュエルの多ドローを除いて、ビショップのドローソースは貧弱な盤面を作った状態で、ターン経過を待たなければ引けないもしくは、他のカードの補助を借りなければならない、言わば遅効性のドローソースしかない、と見ることができます。
発表当時から騒がれたリモニウムビショップがさほど流行しなかったのもこの側面が大きすぎました。特に、チェキババ、セラフ、イージスを軸に据えたデッキでは、要求される手札が以下のようになります。
2，3ターン目動ける札＋リモニウム＋フィニッシャー＋機械フォロワー。
ドローソースにかけているビショップにおいて、それをそろえるのは厳しく、ましてお世辞にもパワーがあるとは言えない機械フォロワーを多数搭載するとなれば、運要素に頼らなくてはなりません。
また、序盤から盤面を抑えるデッキも少なくなく、仮に引き込めたとしてもすでに壊滅状態。なーんてことも珍しくないですよね。（特にロイヤル、お前のことだぞ…）
正直なことを言わせていただくと、チェキババで何連勝！勝率安定してます！リモニウム強いです！引けない時はヘクターを投げれれば勝てます！
私も組んで、そんなツイートをした気がするので反省してますが、機械軸で組まれているものは特に、運だけです。そんなの安定なんかするはずありません。ドロソもサーチもないんですから。
２、盤面制圧デッキが環境にあっていない。
前環境、ビショップはご存知聖獅子ビショップで環境を勝ち抜いてきました。それは紛れもなく、毎ターン４４４４４４と恐ろしい展開をすることが1番でしょう。（トラウマの人も少なくないのではないでしょうか。）
今環境でもそれは変わりません。7コスでは破格の性能を持つ聖将軍ヘクター、4コスで3面展開を可能にし、かつマシンエンジェルの登場により強化された楽園の聖獣、やはりマナレシオを完全に無視している救済の聖獅子と結晶。ビショップ最強の切り札チェキババ。
どれも盤面制圧に長けた非常に強いカードであり、ほかのカードゲームをやっている人から見れば、すごいなこのクラスは…となるかもしれません。
が、、今期はびこるのは無限にゴーストを湧かせ顔面に打点を放ちつづけるネクロ、疾走札突破力処理能力すべてに長けたロイヤル、そして理不尽に顔面にファーストワンだか闇喰らいだかが飛んでくるヴァンパイア。
空中戦が跋扈するなかで、盤面での勝負するは序盤ぐらいなもので、そこからは各デッキ、大型フォロワーをからめ常に盤面をリセットしながらバーン等での大ダメージを準備するデッキばかり。
前述のドロソ不足によって手札が枯れやすいという点も相まって、なかなか戦うのが厳しいのです。
―じゃあ、ビショップはどうするのか―
私が思うに、3つの回答があると考えています。
1つは先ほど少し酷評気味に書きましたが、機械軸の上振れムーブにすべてを預ける構築をすること。この際、ドロソ問題は完全に無視します。
2つ目はリテュエルという唯一の多数ドローを可能にするカードを存分に活用し、そうすると生じてくる長期戦に焦点を当てた構築をすること。
もう１つは安定感を重視し、機械フォロワーを不採用もしくは2種ほどまで抑え、リモニウムの効果は1コス下がれば十分ぐらいに見る、もしくは機械に頼らないデッキを組む（聖獅子等）であると思います。
序盤にビートをかけることが今期ビショップに求められた勝すじであり使命です。
そして私は言いたい。
今期もらったカードたちは輝くための準備でしかない。
リテュエルもリモニウムもカードプールが増えれば増えただけ強くなる。
アディ追加後かもしれない、次弾かもしれない、安定感と強力な盤面制圧力をもって、必ず環境を破壊します。
ね？そうだよね？リテュエルたん！
ここまで端折り端折りでも読んでいただき感謝です。
ご意見等御座いましたらなんでもお受けいたします。 Saga
